図形は得意・不得意の差が生まれやすく、小学校の算数でもつまずきやすい単元の一つ。
幼少期から慣れておくことで、図形のセンスを身につけておきたいですよね。
図形のセンスを楽しみながら磨けたら…
マッチングエッグを購入してから半年。実際に使ってみた上で感じたことをレビューします。
「マッチングエッグ」とは?
たまごの形をしたカラフルな形合わせのおもちゃ。モンテッソーリ教育でも使われている人気の知育アイテムです。
★たまごの断面
あか、あお、オレンジ、きいろ、きみどり、ピンクのカラフルな6色展開。
★たまごの内側
三角形、正方形、ひし形、台形、円、六角形、多角形、ほし、やじるし、ハート、お花、+マーク
12種類の形が凸凹になっており、それぞれを上下でカチッと組み合わせて遊びます。
「マッチングエッグ」の5つの知育効果
・想像力
・集中力
・認知力
・指先の発達
・創造力
遊びながら、図形や色を認識できるようになります。
右手と左手それぞれで卵を持って形合わせをしていくので、指先の発達にも効果的。実際にたまごを組み合わせる時には、断面が見えない状態でカチッとはめるので集中力や空間想像力も身につきそうです。
おままごとで使ったりと、別の遊び方も自由にできるので、創造力も高められます。
「マッチングエッグ」で実感したメリット&遊び方
メリット①遊びながら自然に学べる
「習うより、慣れろ」の言葉通り、図形のマッチングは気づけばできるようになっていました。
我が家の次女さっちゃんは2歳半ぐらいの頃には一人ですべて型はめをマスター。ハートややじるしマークは、向きがあっていないと型はめがうまくいかないので、カチャカチャ回して苦戦していることが多かったです。
姉がやっているのを近くで見ていたり、自分でカチャカチャしているうちに自然と身に付きました。
メリット②色や図形を正確に認識する
5歳の娘には【正方形、ひし形、円、台形、三角形、六角形】と図形の名称を教えました。
これまでテキストやワークでも出てきた【ひし形、台形】はうる覚えの状態でしたが、マッチングエッグを使ったら形を正確に認識できたようで覚えることができました。
手先を使って学ぶのも大事ですね!
またマッチングエッグは、1色につき2つの形があるので、色だけを見て合わせてもうまくいかないのがいいところ。色と形と両方を見て合わせていく必要があるので、図形と色をしっかり認識できます。
メリット③0歳から長く遊べる
0歳、2歳、5歳の三姉妹が、それぞれ別の楽しみ方で遊んでいます。
三女(0歳~1歳なりたて)の遊び方
0歳:生後6か月過ぎたころから徐々に興味を持ち始め、最初はひたすら卵をかじろうとハムハムしていました(笑)。
※市販の卵と同じぐらいの大きさで、誤飲の心配はなく安心して使うことができます。
1歳なりたて:ひたすら卵をケースから出して遊ぶ。転がった卵をハイハイで追いかける。
次女(2歳半~3歳なりたて)の遊び方
2歳半:卵を型はめして、ケースに入れる。
3歳なりたて:卵屋さんごっこ遊び。
自分で卵を型はめして、ケースに入れて遊んでいます。マッチングエッグのそのままの遊び方をするのは、2歳の年齢がピークかもしれません。マッチングエッグができるようになって数か月すると、別の遊び方をするようになりました。最近は「何色の卵がほしいですか?」と言って、卵屋さんになりきるのにハマっています。
長女(5歳)の遊び方
5歳:おままごと遊び、ごっこ遊び
卵がパカーンとまっ二つに割れるので、卵を割りながらおままごと遊び。卵を並べてボーリング遊びもしています。
おままごとでは、オムライスやホットケーキをよく作っていますが、「ほかに卵料理、何があるかな?」などと聞いて、知識を広げています。
「マッチングエッグ」で感じたデメリット
バラバラに散らかりやすい
12個の卵がパカーンと割れて、全部で24個がバラバラになります。卵もコロコロ転がっていくため、とにかく散らかりやすいです。
我が家はソファーの下に入っていることが多く、取り出すのに一苦労!
遊びながらどんどん転がり、あっという間に散らかっていくので、何かいい方法を考えたいとこです。今回、写真を撮るために探しましたが、3つのパーツを見つけられませんでした(笑)。
まとめ
「マッチングエッグ」は、遊びながら楽しく図形や色を学ぶことができます。シンプルなおもちゃだからこそ、いろんな遊び方ができて、三姉妹で楽しんでいます。
「マッチングエッグ」にハマるというほどではないですが、毎日誰かが何らかの遊びで使っていて、出してあるのを見つけて次の人がさらに遊んでいて…と遊びが連鎖しているので、見ていておもしろい! 長く遊べそうです。