子どもたちが保育園から帰ってきて、寝るまでの約5時間。平日は基本的にワンオペです。
時間に追われていたり心に余裕がなくなっていると、つい強い口調で叱ってしまったり、子どもの言動にイラっとしてしまうことも。
5歳と2歳のケンカの仲裁に入ることもしょっちゅうで、「あの注意の仕方でよかったのかな」、「今日は怒りすぎてしまったな」、「言い方が少しきつかったかも」と、反省する日もあります。
ちょっぴりキツく叱ってしまった時こそ、子どもへのフォローも忘れずにしたいですよね。
「子どもへの愛情をもっと伝えられたら…」
今回は、子どもへの愛情を伝えるとともに、自己肯定感が上がるおすすめの絵本3冊を紹介。普段から読むのはもちろん、叱った後に読むのにもおすすめです。
叱った夜に読みたい、愛情たっぷり&自己肯定感が上がる絵本
1.「ちびゴリラのちびちび」
森の動物たちから愛されて暮らすちびちび。ある日、ちびちびになにかがおこって…
ライオンやキリン、ぞう、へび……、森の動物たちが見開きページ全面に出てきて、インパクト大! 絵本の終盤、ちびちびに何があったのかページをめくると、毎回娘たちが歓声をあげます。
長女、次女ともに大好きで、絵本の言葉をすべて丸暗記しているほどのドハマり本。子どもたちが自分でページをめくりたがるので、全ページがボロボロです。「だいすき」という言葉が自然とあふれており、優しく包み込んでくれます。
「ちびゴリラのちびちび」 作:ルース・ボーンスタイン 訳:いわたみみ /ほるぷ出版
2.「だいすき ぎゅっぎゅっ」
朝起きてから寝るまで、うさぎの親子のステキな1日がのぞけます。
お決まりのフレーズが出てくると、「おつぎはなあに?」、「だいすき ぎゅっぎゅっ」と一緒に言い、ハグをして盛り上がっています。シンプルなメッセージだからこそ、子どもにもストレートに愛情が伝わるのかもしれませんね。優しい色使いのイラストもかわいくて、ほっこり癒されます。
「だいすきぎゅっぎゅっ」 文:フィリス・ゲイシャイトー、ミム・グリーン
絵:デイヴィッド・ウォーカー 訳:福本友美子 /岩崎書店
3.「パンどろぼう」
パンどろぼうは、おいしいパンを食べるのが大好き。ある日「せかいいち おいしい もりのパンや」を見つけると…
パンどろぼうがかわいい!、おもしろい!では、終わらせません(笑)。 自分の悪かったことをきちんと謝ることや、視点を変える楽しさ、自分の行動で世界を変える力。叱られた後に伝えたいことが、ぎゅっとたくさん詰まっています。
絵本のイラスト隅々のまで「気になる!」がたくさん詰まっており、何度読んでも新しい発見があるステキな本です。
「パンどろぼう」柴田ケイコ/角川書店
まとめ
今回紹介した3冊は、何回も読んでいてどれもボロボロです。お気に入りの絵本を一緒に読んでいると、子どもだけでなく、大人もパワーがもらえたりしますよね。
何となく元気がでないときや、疲れてしまったときには、ぜひこの3冊を読んでみてください。